去る12月26日、年末の恒例行事『もちつき大会』が盛大に開催されました。

　この日は、時おり雪も舞い、一段と寒さが身に染みました。中庭のかまどで餅米を蒸かし始めると、真っ白な湯気と薪の匂いが冬空に高く立ち昇り、懐かしい情景が皆様の心によみがえってきたようでした。

　さて、1階ホールには臼と杵、法被をまとった職員と演出は上々。気持ちが高揚してきたところで『もちつき』がスタート。「よいしょー！」という力強い掛け声とともに、有志の利用者様、男性職員が、次々と重い杵を振り下ろします。　　

　　つきあがった餅は、女性の利用者様たちの手で、みるみる正月を彩る鏡餅へと形を整えられていきました。　「昔は親戚みんな集まってもちつきをしたね」「いいお正月が迎えられそうだよ」会場には、そんな利用者様の声と笑顔があふれていました。

　この一年、利用者様、ご家族の皆様に支えられ無事に過ごすことができました。日頃の皆様のご理解・ご協力に感謝申し上げます。大変にありがとうございました。

　来年も引き続き、変わらぬご支援を どうぞよろしくお願いいたします。　　皆様にとって、幸あふれる一年でありますことを心よりお祈りしております。